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Web3Dの仕組みとGPUの急速な発展
Web3Dコンテンツの動作の仕組みを以下に示す。

Web3D制作の流れ

動作の流れは以下のようになる。
(1)ユーザは通常のWebサイトを閲覧する手段と同じようにURLでリンクする
(2)そのサイトでWeb3Dを表示するべく、プラグインソフトをインストールしなくてはならない。インストールはブラウザが自動で行う場合と手動の場合がある。Javaアプレットを用いた表示手法では、この行程は不要でユーザは抵抗無く3Dを利用できる。
(3)サーバより、3Dの立体形状の数値情報(ジオメトリまたはオブジェクト)を受け取り、クライアント側でリアルタイムで再現する。この際、質感やアニメーション、音声などは後から追加される。
(4)表示し終わると同時に、サーバからは何も受信しない。クライアント側だけでユーザは自由にコンテンツを操作し、楽しめる。動画では常にデータが送り続けられるため、(ストリーミングという)回線の負荷が大きいのが問題である。
(5)ユーザの操作に対応して、サーバより追加データを送らせることも可能である。キャラクターの場合では、ジオメトリはそのままで、少量のアニメーションデータだけを読み込むと追加動作をおこなうことができ、動画より回線の負荷を軽減し長時間のコンテンツを楽しめる。
(6)サーバを通して別のユーザと同じ3次元空間を共有することもできる。たとえば、同じ部屋の空間で家具や間取りを、数人で打ち合わせしながら設計できる。

こういった動作をするため、CPUやRAMへの計算処理の負荷が大きいのが特徴である。黎明期には数千万円のワークステーションでしか動作できなかったが、メモリの低価格化とGPU(ジーピーユー:グラフィックスプロセッシングユニットGraphics Processing Unit)の発展により、安価なパソコンでも十分に楽しめるスペックを持っているので問題にならない。
GPUは、CPUを補佐する形で画面表示の計算処理をする、もう1つのプロセッサである。CPUの処理速度の発展が停滞する中、GPUはここ1、2年で爆発的な速度と容量と高画質を持ちつつ低価格を実現しており、3Dコンテンツを普及させる追い風となっている。
この流れは、携帯電話やPHS、TV、家電まで及んでおり、3Dコンテンツの家庭への浸透が将来期待できる。
代表的なメーカの以下の2社を挙げる。
NVIDA社
ATI社

ここで障害となるのが、(2)である。一般ユーザはプラグインが自動インストールされる表示が出ると、コンピュータウィルスと誤解をして、キャンセルをしてしまう。
また、WindowsXPのSP2から、ActiveXの操作がかかるプラグインはセキュリティホールパッチによりブロックされてしまうため、インストールの障害になっている。
これを回避すべくJavaアプレットを用いるか、他のソフトをインストールする際に便乗するか、まったくプラグインを使わず独自の表示ソフトをダウンロードして使うという手段を用いるのが今後の主流と考えられる。

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